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土のバランスがよくなり、健康で美味しい牧草が育つようになると、食べられそうな草を選んで食べていた牛が、畑に入った瞬間から、迷わずその場の草を食べ始め、食べながらひとまわりするようになります。
あとは、何を食べるかは牛に任せて、食べたいものを食べてもらう。その日の牛のコンディションですね。牛が自分で必要だと思えば笹も食べます。どこか調子が悪いときは雑草ばかりを選んで食べている牛もいます。雑草は薬草でもあることが多いのです。
乳を出しているかどうかでも、食べ物が変わります。乳を出している牛は栄養価の高いクローバーを選んで食べ、出していない牛は繊維草を食べています。
乳量を追求するとこのような飼い方では無理があるのですが、私たちは、より自然な飼い方で昔の牛に戻そうとしているので、このような形を選んでいます。
人々が農業に求めているもの、そしてみんなが飲みたい、安全で美味しい牛乳を作るにはこの方法がいいと考えるからです。
牛乳は牛からの授かりもの。私たちにできることは土をつくり牧草を育てるくらいです。あとは牛の自由にしてもらっています。
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